プロの探偵でも嫌がる尾行場所

どの探偵に聞いても尾行における嫌なシチュエーションはデパート等の大型ショッピングビルでの尾行で特にエレベーターと答えるらしい。マンションや規模の小さいビルのエレベーターではそれほど難しい事はないのだが。何故に大型ショッピングビルだと嫌がるかと言うとまず絶対に一緒に乗らなければならないという事である。人混みの多いデパートなどではどの階で降りたのかも判らなくなり、また全てのフロアーを探すというのも困難だからである。一度捜索したフロアー場所に来ているかもしれないので行き違いになる事も多い。なにしろ相手も移動しているからである。一緒に乗れないと殆ど見逃してしまう。

また乗りたくても乗れないケースも出てくる。対象者が満員に近いエレベーターに乗り込み、探偵も乗ったらブザーが鳴ってしまい、降りなければならないなんて事もある。最悪である。こうなると運、不運としか言いようがない。またエレベーターに乗れたとしても一度だけとは限らない、人によってはエレベーター好きなのか、と文句も言いたくなるほどに何度か乗る人もいる。

もちろん一緒に乗らなければならない。そうなると何度か狭い空間で一緒になる。人が大勢いれば良いのだが対象者と2人っきりが何度か続く訳にはいかない。ただチームの1人でも乗れれば良いのだが。また、一緒に乗る為にも対象者の近くにいるしかないのでむしろ警戒されてしまうケースもある。余り離れているとエレベーターには一緒に乗れず、デパートなどでは人混みや商品の陳列棚などで距離を話すと見逃してしまい、近ず離れずという位置も難しい。エレベーターに最悪、乗れなかった場合は予測してビルの出入口で待つしかないのであるがデパートの出入口は1階だけとは限らず、地下から地下鉄や地下通路へと行け、階上階にも出入口はあったり、別のビルへと繋がっていたりと数多くの出入口があるのが殆どである。限られた人数で数多い出入口を予測して待っているのも厳しく、デパートなどの大型ショッピングビルでの尾行はプロの探偵でもかなり難易度が高いと言える場所である。

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